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5Sは、正しい手順で、楽しくする 18/02/05

■ 5Sの三要素を押さえる

さて、いよいよ5Sをスタートさせるに当たっては、まずは再度、「5Sの三要素」をきちんと押さえてから始めましょう。

図 5Sの3要素

① 5Sを正しく理解する

整理と整頓の違いを正しく説明できる人がその時、社員にどれだけいるでしょうか。最初に申しあげたとおり、5Sの理解なしに5Sなし、です。

② 5Sを正しい手順で進める

「5Sとは何か」を理解しても、「5Sのすすめ方」が分からないと、すぐ壁にぶつかります。正しい手順で進めることも、大切です。

③ 5Sを楽しむ

「5Sはつらいもの。できればやりたくない」と思ってしまうと、せっかくの5Sも、すぐに息が切れてしまいます。楽しむことは、非常に大事な要素です。

■ 整理→清掃→整頓の順番で

① まずは3S(整理・清掃・整頓)

整理・清掃・整頓の3Sを徹底的に実施すれば、清潔・しつけは自然にできてきます。まずは3Sを徹底的に実施しましょう。
3Sは、「整理→清掃→整頓」の順が、理に適っています(図4)。不用品や汚れ物を整頓しても意味がないので、整頓は最後になります。また、不要なものを清掃するのもムダなので清掃は整理の後です。

② モデルを徹底的に実施する

5Sをすべての場所で一斉に始めても、時間がかかり、目に見える成果がすぐでません。一箇所の3Sを短時間、集中して実施することをお勧めします。すると、効果が目に見え、やる気がでます。あとは、少しずつ拡げていけばよいのです。

③ キックオフ(導入宣言)で意思を示す

「5Sを全社として実施する」という強い意志を示すために、全社員を集めた短時間の「キックオフ」を実施しましょう。なぜ5Sを実施するのか、5Sをどう進めていくかなど、トップ自ら話すことが重要です。

図 5Sのフロー

■ 5Sが楽しくなる工夫をしよう

自分たちの職場を自分たちで工夫しながら美しく整えていくのですから、5Sは本来楽しいものなのです。しかし、多くの人は、残念ながら余り5Sを楽しみません。

5Sを楽しむには、どのようにすればよいのでしょう。足利市には、「5Sテーマパーク」づくりを進めている企業が、数社あり、自らの会社に合ったテーマを決め、遊び心を取り入れ、楽しい5Sを展開しています。

I社では、オーケストラをテーマに、工作機械の前に譜面台を置いて、メンバーを紹介するなど、音楽に関する表示や飾り付けを社内にして、楽しい5Sを展開しています。楽しい5Sは、どんどん進化します。ぜひ、5Sを楽しくする工夫を凝らしてください。

◆ 5Sの目的の上位(上流)は“徹底的なムダ取り”

5Sは統べての基本です 仕事の基本は5Sです。

中小企業の組織・経営内容等に熟知した弊社コンサルタントの知識・経験を是非ご活用下さい。

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